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DBSNセミナー「人を動かす言葉の力」を開催しました

 秋のDBSN主催セミナーとして同志社大学心理学部の余後先生をお招きし「人を動かす言葉の力〜軍事心理学から読み解く言葉と感情のメカニズム〜」を開催しました。当日は在校生・修了生・先生方をはじめ、多くの方にご参加いただき、盛況のうちに終了しました。

 
最後のパートで語られたマーケティングでは、市場創造(新市場の開拓/既存市場の再設計)の観点から、ブランドという普遍性を持った”意味”を、誰に、どのように提供するかが示されました。ともすれば、ターゲットや4Pの施策などに目が向きがちですが、ニーズとベネフィットが呼応する市場の創造やそれを支えるブランドの意義を改めて感じました。普遍性を持つ意味としてのブランドを動的平衡のメタファーとしてご説明いただいた点が印象的でした。


■ セミナー概要
日時:2025年9月15日(月・祝)
会場:同志社大学 室町キャンパス 寒梅館 211教室
講師:余語 真夫 先生(同志社大学 心理学部 教授)
講演テーマ:「人を動かす言葉の力 ~軍事心理学から読み解く言葉と感情のメカニズム~」


■ 当日の内容

 余語教授からは、心理学の紹介から「言葉」が人に与える影響について、心理学・リーダーシップ・そして軍事の観点から多角的にご講演いただきました。特に参加者の声と質疑応答から印象に残ったポイントは次の通りです。

 

▶リーダーとしての言葉と役割

リーダーに求められるものは時代とともに複雑化しており、かつての「引っ張るだけのリーダー」像から変化している。人柄や魅力で周囲を牽引するタイプは育成が難しい一方、サーヴァント型リーダーは比較的誰もが目指すことができる。数値目標も大切だが、最終的に人を動かすのは人間関係や信頼である。こうした考え方は、改めて大きな気づきとなりました。

 

▶軍事とビジネスの比較

軍事組織のリーダーシップとビジネスリーダーシップの共通点や相違点が示され、異分野から学ぶ視点に多くの参加者が魅力を感じました。

 

▶心理学の知見と応用

 自分の感情にラベルを貼ることで落ち着きを取り戻せることや、軽い課題を与えて成功体験を積ませ、褒めることで成長を促せることなど、具体的な実践法が紹介されました。

 

 ■質疑応答での学び

「リーダーは完璧主義ではなく、情報が半分揃えば決断できる力が必要」
「ベテラン層への対応は“変える”よりも、“認めて褒める”ことが効果的」
「失言は速やかな謝罪と周囲が指摘できる環境づくりが大切」
このような実践的な示唆が多くの参加者に響きました。
また、「呼吸はストレスコントロールの基本」「詐欺師や京都人の言葉に学ぶべき含意」といったユニークな話題も展開され、会場は笑いや頷きで盛り上がりました。

今回のセミナーは、言葉の持つ力を再認識し、それを組織や実務にどう活かすかを考える機会となりました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
 
今後も在校生・修了生・先生方をつなぐ学びと交流の場を提供してまいります。
次回は2026年3月1日(日)に「実務における戦略」をテーマに開催予定です。ぜひご期待ください!