DBS修了生の脇坂健一郎さん(7期)が設立した株式会社エフィシエントが、2024年2月1日付で株式会社ジェイックに全株式を譲渡し、同社の完全子会社となりました。M&Aを行った脇坂氏は、現在も株式会社エフィシエントの代表取締役を務め、ジェイックグループの一員としてシナジー創出に取り組んでいます。
株式会社エフィシエント
脇坂氏が2019年に設立。AI・IoTを活用したシステム開発、企業のDX支援、自社プロダクトの開発、システムエンジニアリングサービスなどを行っている企業。
株式会社ジェイック
フリーター・既卒・未経験向けの就職支援サービス(「就職カレッジ」など)や、企業向けの教育研修・採用コンサルティングを展開している上場企業(東証グロース市場)
M&A 取引概要
スキーム:株式譲渡による100%子会社化
株式譲渡実行日:2024年2月1日
取得後の議決権所有割合:100%
取締役会決議・株式譲渡契約締結日:2023年12月19日
【背景】
就職支援事業を展開するジェイックは、自社事業のDX推進とAI技術の内製化を検討していました。一方、エフィシエントの脇坂氏は、公開対談によると、事業拡大に向けた選択肢として、IPOに限らない成長戦略を検討し、M&Aを選択しました。
【経緯】
両社は、2021年に行政の支援プログラムを通じて出会いました。その後、共同開発したAI面接練習アプリ「steach」などを通じて協業を重ね、両社の技術やノウハウを組み合わせることによるシナジーが確認されました。2022年末から交渉を重ね、2024年2月、ジェイックがエフィシエントを完全子会社化し、同社はジェイックグループに参画しました。
【M&A後】
AIの活用によるサービス品質向上の一例として、2024年2月には、エフィシエントが開発した「自信解析AIエンジン」が、AI面接練習アプリ「steach」に搭載されました。
また、2025年11月には、「就活AI」の志望動機・逆質問作成ツールに、企業のウェブサイトを参照する「URL読み取り機能」が追加されました。
2026年6月現在、エフィシエントはジェイックグループの一員としてAI・DX分野で事業を展開しており、豊田市のDXモデル事例創出事業における支援実績なども公表されています。
【ご本人のコメント】
起業は、最初から正解が見えているものではありません。まず形にして、外部の支援や人との出会いを生かしながら、事業の可能性を広げていくことが大切だと感じています。
